ウィザーズプラスコラム

第153回組織改善と風土づくり

他社の組織改善成功例を用いて、自社に取り入れたとしても、かえって混乱を招き、失敗するケースが多く見られます。その原因は組織風土です。優れた手段、秀でた方式を受け入れられる、企業風土がなければ、成功へと導くことは難しいものです。

つまり、「その方法を活用して組織を良くしよう」との思いがなければできません。また、優れた改善方式を導入した時に発生する問題に対しても、見直せるような風土づくりがまず必要なのです。

良い風土とは、コミュニケーションがとれる、風通しの良い組織の在り方です。コミュニケーションと言っても、上部の意見・意志を下の者に伝達するだけの一方向では、改善も失敗に終わります。反対に、立場や部門を超えて、共通の目的のために協力し合える双方向のコミュニケーションが取れる組織風土ならを活性していくでしょう。

特に大切なのは、従業員・社員が言いたいことを言える風土づくりです。意見が経営陣に届く風通しの良さ。そして、彼らの意見を聞き入れる経営陣の懐の深さです。

現場で問題や悩みがあっても、無関心で改善しようとしない理由として、「やってもムダ」「努力の甲斐がない」というあきらめの気持ちがあります。しかし、たとえ末端の個人の意見でも、組織を変える原動力になれることを認識できれば、意識は変化していきます。まずは小さくても、改善の成果を実感できる実績を作る事です。その小さな快感が次の改善を生み出す原動力になります。

実は、現場でおこっている問題なとは、突き詰めたときに、経営そのものに関わりを持つケースがよくあります。業務改善をおこなうプロセスに「組織」「規程」「制度」の改善を伴うことがほとんどなのです。これは、経営側・組織側の課題とも言えますね。ですから、経営陣と従業員・社員間の「風通しの良さ」は必要不可欠。

風土づくりに大切なのは

この風土づくりによって、問題に対しての興味がわきます。問題を自分のものとしてとらえるから考え、考えるから知恵を絞りだす。その知恵と皆の協力によって問題は解決できるのです。

そして、組織改善は

組織一体となり、組織改善と風土づくりを成功させましょう。

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